芝増上寺と東京タワー 4月14日(日)にまち歩き研究会

今回は、浄土宗の関東大本山・増上寺とその隣にそびえる東京タワーという組み合わです。東京タワーは今年が完成から60年になるというあたりが企画のポイントです。私(筑井)は当然かなり子供の時に来ているのですが、実ははっきりした記憶がありません。私の他にも、久しぶりの訪問というひとが多かったようです。増上寺も東京の大名所ですが参拝する機会は意外に少ないもので、ここでは、2年前に完成した宝物館の秘宝が楽しみです。

JR京浜東北線・浜松町駅に19人が集合。大門通りを歩いて増上寺へ向かいます。すぐに巨大な大門に到着します。ここが本来の増上寺の表門ですが、現在の大門は、旧大門の老朽化のため、まず昭和12年に東京都によって旧大門の意匠を踏襲して鉄骨鉄筋コンクリート造で再建されていましたが、2016年になって東京都から増上寺に無償譲与されたのを機に耐震補強・外観化粧直しの改修工事を進め、2017年の3月に現状の門になりました。門の瓦は建立当時のものを一部残しつつ耐震性が強い瓦に葺き替えとのこと。色彩は瓦の色、軒下の白色、濃い朱色とそれなりに調和がとれています。

通りを渡り、三解脱門をくぐっていよいよ増上寺へ。この門は元和8年(1622)に建設された増上寺創建当時の面影を残す唯一の建築物です。増上寺のホームぺージによれば、「大門から大殿本堂に至る道程は、穢土(えど・我々の世界)から極楽浄土に至る世界を表している」とのこと。つまり西に向かってすこしずつ高くなっていく増上寺の大殿の荘厳さは、極楽の世界を視覚的に表現した造りになっているわけです。

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しかし現代の増上寺を訪れるのは、こうした浄土思想を体現したい人たちではなく、世界各地の観光客のようです。ヨーロッパ系が多かったと思いますが、仏教の信仰に触れる人も少しはいることと期待しましょう。

本殿にお参り後、地下にある「増上寺宝物展示室」に降ります。この展示室は、平成27年4月に本堂地下1階に」を開設されたもので、展示の中心は、英国ロイヤル・コレクション所蔵の「台徳院殿霊廟模型」です。台徳院殿霊廟は二代秀忠公の御霊屋(おたまや)として、境内南側に造営された壮大な建築群で、日光東照宮のプロトタイプともなったされる霊廟です。1945年(昭和20年)5月の戦災により焼失してしまいます。したがって、この模型は往時の姿をしのぶことができない貴重な文化財です。英国のロイヤル・コレクションの一つとして保管されてきたものです。近くで見るとわかりますが、明治の職人の手により、細部の彫刻に至るまで再現されていて、模型とはいえ、完全な美術品です。将来は国宝になるかもしれません。

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芝公園を渡って、東京タワーへ。直下の公園で昼食後、全員が入館。ここも外国人が多く、人気があるようで、エレベーターには行列ができるほどです。東京タワーは正式名称を日本電波塔といい、さっきも書いたように、1958年12月23日竣工してます。団塊世代にも思い出の多い東京のシンボルです。 週末は第一展望台までの階段を歩いて登ることができます。この日は参加者の3分の1くらいが挑戦し「認定証」を受け取りました。


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