プレミアム講座 「みる・よむ・しらべる埼玉の古文書」 2018.7.18

本年度最初のプレミアム講座は、開催中の企画展に関連して新井浩文学芸主幹に古文書のお話をお願いしました。新井講師は昨年度まで文書館に在籍し、当館との共同企画を推進された方です。古文書を学びたいという声は日頃から多く聞きますが、猛暑の午後にも拘らず、75名の多くの方が参加されました。
画像

講座は、副題を「古文書をみる楽しみ方入門」としたように、企画展を観る上での解説にもなる入門編で、古文書の内容を読む以前に形を”みる”ことから入ることに主眼を置いたものです。各部の呼び名や宛名と署名の位置、紙の種類、花押や印判、たたみ方まで参考文献も含めて、知識をおさらいする上でも、これから学ぶ上でも参考になった方が多いことでしょう。
画像

また、国宝金沢文庫文書を初めとして、企画展に出品されている古文書のみどころ、特に埼玉県との関連についても興味深いお話が聞けました。例えば東大阪の専宗寺文書は、岩附太田氏が小田原落城後に結城氏について越前に移り、その子孫が嫁ぎ先に持参したという文書の辿った長い旅に思いを巡らすことができます。
画像

さらに講座終了後に展示室に入った方は、待機していただいた講師に具体的な内容についての質問ができ、展示内容を深く知る助けになりました。
画像

企画展は会期半ばに差し掛かりました。猛暑の過ごし方として、涼しい館内でじっくり古文書に親しむのも一案かと思います。(nimo)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック