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zoom RSS プレミアム講座 「須恵器の製作技法を考える」 2016.1.28 開催

<<   作成日時 : 2016/01/31 21:43   >>

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5世紀に伝来し、その後日本化していった初期須恵器はどのように作られたか?本年度第4回のプレミアム講座は、岩田明広学芸主幹を講師として考古学を体験的に学ぶ機会となりました。20名の参加者が須恵器についての基礎的なお話を伺った後、5台のロクロの周りに分かれて集まりました。
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体験のための道具一式は写真の通りで、手回しロクロを中心に5式を用意していただきました。
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今回用いた信楽系の粘土をこねることから体験を開始。ロクロの上に平らに置いた底部と側面の作り方、糸による切り離しの方法など基本的な作業を学びます。
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コップ型の須恵器の形をロクロの上でどういう手順で作るか? 先生がお手本を示します。

(1)底部の周辺部に粘土紐を押し潰して重ねるマキアゲ技法
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(2)粘土紐を一周分巻き付けて形を整える
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(3)さらに粘土紐を重ねて高くする
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(4)器の内面と外側面を滑らかにする
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(5)丁寧に整形すると面をツルツルにできる
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口縁部の端面をなだらかな傾斜と口当たりの良い形状で仕上げるには一工夫が必要であることを知り、どうすれば可能かを考える。触ってみる勉強は久し振りの楽しみ!
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最後に岩田先生のまとめのお話。
底部が2重になった器が発掘される理由を考える。また、口縁部の端面が鋭い角を持つものは、口に触れたくないが、どうしてこういう遺物もあるのか? 祭祀用など、多く必要とされた時代にある意味の大量生産を求められたことと関係がありそうとの解説に納得。
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今回は比較的少人数で、古代人の動作の一部を楽しく体験できました。昔のロクロの構造にも興味がありましたが、模式図を示していただき、遺跡からロクロ跡らしき構造も認められるとの説明でした。(nimo)
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