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zoom RSS プレミアム講座「慈光寺をめぐる美術工芸品」(10/27)とアンケート結果

<<   作成日時 : 2015/11/08 22:54   >>

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現在開催中の特別展「慈光寺」に因んで、本年度2回目のプレミアム講座を開催。講師は、円空仏も含めて仏像に造詣の深い西口由子学芸主幹です。奈良時代の創建と伝えられる慈光寺は、奥武蔵のときがわ町にあり、国宝・重文を含む多くの文化財を守ってきました。それらの由来などは必ずしもはっきりしていませんが、苦難の歴史の中で現代まで生き延びた文化財に対面できる喜びに味わいをプラスする講座を期待して、41名の方が集いました。
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特別展の目玉は、国宝の法華経一品教(ほけきょういっぽんきょう)という多種多様の装飾を施した28品から成る経典で、鎌倉時代に28人が一品ずつ受け持って制作したという。江戸時代の補写もありますが、今回7年かけて行われた保存修理の完了を記念した展示と伺っています。また、重要文化財の紙本墨書大般若経はもっと古く平安時代の制作とのこと。しかし、大般若会で輪読したとされる600巻の内、現在まで慈光寺に残ったのは152巻です。これらの経典以外にも、仏像、仏具、さらにはお堂を守り伝えるのにどれほどの先達の努力があったか、その苦労が偲ばれます。講座冒頭の映像に書のある106世のご住職、頼憲師もそのお一人です。
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今回の特別展では、寺外初公開となる秘仏を初め、仏像類も見ごたえがあり、本講座で案内してもらいました。木造天部立像、木造観音菩薩坐像、勢至菩薩坐像、十一面観音菩薩立像、千手観音菩薩立像、etc.実物に対面できる喜び・有難みは、経典類よりは仏像類が勝るというのが凡人の本音かと思いました。(nimo)

☆ なお、特別展は始まって一か月近くが経ちましたが、まだ10日以上開いています。まだご覧になっていない方は是非会場に足を運んで楽しんでください。

講座終了後、前回と同様に参加者にアンケートをお願いしました。
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ご回答ありがとうございました。集計した結果は以下の通りです。
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プレミアム講座 アンケート結果の概要: 第二回分(10月27日実施)
    「慈光寺をめぐる美術工芸品」     講師:西口由子学芸主幹
埼玉県立歴史と民俗の博物館友の会プレミアム講座委員会 2015.11.2 

○ 回収率  59%  (24/41名)    〔項目別の回答欠落を含む〕
○ 参加者の分類
  ・性別  男 67%(14名)  女 33%(7名)  〔未記入:3名〕
  ・年代  40代以下 0%  50代 9%(2)  60代 30%(7)  
        70代以上 61%(14)   〔未記入:1〕
  ・理解度  よく理解できた 63%(15)  あまり分からなかった 13%(3)
         未記入or不明確 25%(6)

○ 今回の講座に対する意見・感想 〔要約〕
・受講して、慈光寺さんへ行きたいと思いました。
・明確な資料の少ない寺の展示は難しい。敢えて挑戦されたことに頭が下がる。
・展示を見る上で大変参考になった。普段見れない仏像を何体も見れること確認。
・慈光寺特別展を鑑賞済みであり、分かり易く、納得できることが多い。
・展示に供する上での苦労話が面白かった。(立像搬入時のエピソード等)
・友の会見学会の前に聴講できて良かった。
・慈光寺には長い歴史があり、現在に至る紆余曲折は難しいことが判った。
・短時間に丁寧な説明をありがとうございました。
・重文とそうでないものとの比較が楽しみ。(密教法具の例)
・一品教の書写年代の推理過程が面白かった。但し、鎌倉時代という比較的新しい時代のものがなぜ国宝に指定されるかの根拠がはっきり分からなかった。
・墓塔の名前の調査がまだなされていないが、是非調べてほしい。
・慈光寺の全体像と歴史がもっと研究されるべき。中世史は難しい?
・解体修理された仏像の頭部や胴体の制作時期の違いなどが興味深い。
・古いものの保存が大変だと思う。
・展示品の説明が先に聞けたら良かった。
・配布資料はもっと詳しいものを希望する。

○ 今後の講座への希望・意見 〔要約〕
・今後も開催してほしい。
・女性の参加が少ないが、興味をそそる講座をもっと期待する。
・渡来人と日本古代文化との関係、特に関東地方について。
・考古学の成果(県内)の講座。
・特別展の開催時に関連講座を行うことは良いことだ。
・大般若経の一部読解と書写。
・埼玉県内の木造物の歴史について。

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