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zoom RSS 浮世絵クラブ主催の「『大江戸名所百景』を歩く」品川・高輪方面

<<   作成日時 : 2015/10/21 17:10   >>

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浮世絵クラブ主催の「『大江戸名所百景』を歩く」第8回は、品川・高輪方面です。10月16日(金)午前10時、品川プリンスホテルロビーに集合したのは20名。広重の浮世絵にも描かれているように、江戸時代以来、この高輪から品川付近は、間近まで風光明媚な海岸線が続き、月見の名所としてもよく知られていました。

また、品川宿は、東海道の最初の宿場・遊興街としても大いに栄え、その文化伝統はいまだに色濃く残っています。

まず最初の「第82景 月の岬」は、品川駅前の第一京浜国道の歩道橋あたりから海岸方面を望んだ方向が舞台ですが、面影はなし。一行はその第一京浜国道を南に進んで、御殿山の坂を登りました。「第28景 品川御殿山」の舞台ですが、山自体はお台場を作るためにかなり土砂が削られたとのことでやや平板。再開発地の中の庭園の一角に「御殿山頂上」の説明版を見つけました。

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山を下って国道を渡ると、たくさんの電車が行き交う八ツ山橋の上に出ます。ここが旧東海道・品川宿の入り口です。途中の工事現場の壁に「東海道五十三次品川宿」の絵が飾ってありましたが、まさに細い東海道の右は険しい崖、左には白帆が浮かぶ品川の海、本当に狭い場所だったのです。ここに、東海道線をはじめとする何本もの鉄道路や第一京浜国道が通ったのです。戦後は、海側が埋め立てられ、次々に巨大ビルが林立する現代の景色に変貌しました。

しかしというか、そのおかげで、中間の旧東海道と品川宿はほぼそのままの姿をとどめ、いまでも旧道の雰囲気を残しています。一行はここをゆっくり歩き、途中ところどころになるやや見にくい説明版を探して回りました。

北宿の中間あたりに、「第83景 品川すさき」の舞台があります。路地を入るとすぐに急な傾斜、これがかつての海岸線です。通りを挟んで小さな神社=利田神社があります。いまは地表と同じ高さですが、付近が海面だった時には砂州の上のお宮で、想像力を働かせれば当時の景色が浮かんできます。当時の海ははるか彼方ですが、この付近まで細い運河が入りこみ、たくさんの釣り船が浮かんでいて、ここだけはかつての漁村・品川のにおいがします。

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境内には、ここでクジラが捕れたという記念の「鯨塚」もあります。

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南宿との境になる品川橋付近で昼食。名物の「あなご」を食べた人が多いようです。目黒川をさかのぼって品川神社へ。龍が巻き付いた珍しい鳥居をくぐって石段の途中から「品川富士」の登山道。全員、登頂に成功しました。

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近くの京浜急行「新馬場」から泉岳寺へ。四十七士の墓で有名な泉岳寺の山門隣にはワンルームマンションが建設中で、「反対」の幟がややむなしい感じです。この付近の東海道から海を眺めたのが「第81景 高輪すしまち」。国道を少し進んで、粗大ゴミが目立つ荒れ果てた「高輪大木戸跡」を見学してから、解散となりました。(筑井)

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