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zoom RSS 講演会「縄文海進の海 そしてヒトの生活」(2015.1.12)

<<   作成日時 : 2015/01/20 11:34   >>

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 約1万5千年前から始まった急激な温暖化で、海が今の陸地に大きく進入していた縄文時代。環境変動と人間活動のかかわりを探る環境史を研究してこられた一木絵里(ひときえり)先生から、奥東京湾と古八戸湾における縄文海進を中心に解説していただきました。現在、土浦市上高津貝塚ふるさと歴史の広場学芸員をされている一木先生ですが、各地の調査研究も豊富で、そのお話に129名の参加者が、縄文海進の時代にひと時のタイムスリップをさせてもらいました。
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 温暖化に関して、約11,700年前から本格化する前の短期の急激な寒冷化(ヤンガードリアス期)は、海進に大きく影響しなかったと考えられています。各地の縄文海進の様子は貝塚の分布などから推定されますが、海がどこまで入り込んでいたかは、気候変動に起因する海水準変動に上乗せされて、ローカルな流入河川や地殻変動や海底地形、火山活動など歴史的な種々の活動が、合わさった結果とのことです。
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 海進/海退のローカルな差の具体例として、奥東京湾では、利根川の土砂堆積物供給量の差に起因するとみられる違いが、荒川開析谷/中川開析谷にあるそうです。荒川開析谷の方が利根川の土砂堆積の影響が早い時期に大きく表れ、中川開析谷より1千年以上早く(約8千年前)から海退が始まったそうです。
 また、八戸地域の縄文海進では、十和田火山の大噴火が何度もあったらしく、その影響を地域全体で受けて、当時の人々の生活に大きな影響を与えたことでしょう。(nimo)

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