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zoom RSS 民俗行事の「辻切り」がおもしろい!

<<   作成日時 : 2015/01/18 20:19   >>

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★平成27年1月17日(土)お祭りクラブは、参加者6名が市川市国府台『辻切り』を見学する。

@この辻切り行事は、室町時代から500年続いているという。

・驚きである。継続の意義、想いとその心意気に感動する。

・今は保存会によって行事が維持されている。しかし、年々、メンバーが減少の状況、今年は、町内の青年消防団の面々が一緒に大蛇等の製作に携わっており、作業にも活気がみなぎっている。

・地元の小学生(3年生以下)110名が見学等で場の雰囲気を盛り上げていた。

・他の見学者と会話を交えながら、興味津々に作業を魅入る。50年振り及び10年振り並びに5年振りに来たよとの声も聞き、その伝統に感心する。この行事に関心を向ける大勢の人がいる事も、励みになり継続の力となっているのではと感じる。

 
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Aこの行事は、国府台天満宮で行われ、太田道灌持資が建立したと伝えられており、明治8年に現在地に移ってきたとのこと(当初、法王塚古墳上に設置?)

B「辻切り」は悪霊や病気が村に入るのを防ぐための民俗行事で、各村の出入口にあたる四隅の辻を霊力よって遮断することからこの名がつく。遮断する方法は、千葉県南部では、注連縄を道に張る方法です。北部ではワラで大蛇を作って、その呪力によって追い払う方法がとられています。

  
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C今では、昔の姿を伝えるのは、国府台の辻切りだけという。保存会によって、行事がされており、毎年、1月17日に各自持ち寄ったワラで、2mほどの大蛇を4本作ります。お神酒を飲ませて魂入れをしてから、町の東西南北”四隅”にある木に結びつけます。

・こうして、大蛇は翌年まで風雨にさらされながら、町内の安全のために目を光らせます。

・何故か、ここの大蛇にはビワの葉を2枚耳に取り付けれる。

 
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■東西南北への取り付け場所は、神社の西(江戸川矢切の渡し方面)、下り坂の崖にある木、頭部は村落の外に向け結びつける。

●一年前製作した姿の大蛇と今年の大蛇を比較してみます。 関心がないと気が付かない姿にはなっているものの、一年間、住民を守り続ける大蛇を褒めてあげたい。

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●2体目は神社の東側にある村落の角の樹の比較です。

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●昨年は大雨・台風も多く、気象状況が悪いなか、原形がきちんと保っている姿は凄い! 住民の想いが伝わっている。非常に楽しく、おもしろい行事であった。

★辻切り行事見学後は、里見公園内の明戸古墳・羅漢の井・国府台城址等並びに下総国分寺や下総国分尼寺跡を
見学する。

  
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風も強く、寒い日であったが、それを吹き飛ばす程の見学会であった。お疲れ様でした。


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