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zoom RSS 大鎧着装レポート2 「結び目が大事」

<<   作成日時 : 2008/09/25 12:48   >>

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9月6日に行われた大鎧着装

第1弾「着装手順」に続き、今回は結び目です。


なぜ結び目に着目したかといいますと、
和服って紐を使って着付ける箇所がものすごく多いんです。
ボタンもファスナーもない。
服は平面的に裁断されていて、紐で縛って体型に沿わせていく。
まぁ、その分体型を選ばず着用することができる機能的な服だと言えますね。

ちなみに鎧は基本的に個人の体形に合わせたオーダーメイドだったそうですが、
やっぱりボタンやファスナーはないのです。
着用にあたってはさまざまな部分に実戦において動きやすく解けにくい紐の結びが工夫されていました。

体験学習で行う鎧着装においても、紐の結びは写真映りをよくしますから、適当に結べばいいというものでもありません。


というわけで、まず一つ目の結び目は帯です。
画像


体型に合わせて帯の長さを調節しながら腰に巻いていき、見栄えを良くするために結び目は帯を2重に折って結んでいます。

数ある結び目の中でこれが一番応用できます。
今度旅館に行った際にはぜひこの結び方でゆかた姿に差をつけたいものですね(笑)

ちなみにこの鎧下着の上に着用する鎧直垂の袴部分のひもは、この下着の結び目の上下をくぐらせてずり下がらないように固定するんです。
画像


二つ目の結び目は兜の緒。
画像


言うまでもなく、ここが一番目につく結び目なので、カッコよく結ぶやり方を教えていただきました。
ただあごのところで結べばいいのではなく、あまった紐も無駄なく顔周りの装飾になるような処理の仕方をします。


3つ目の結び目は背後にあります。
画像


胴と肩の部分につけた大袖を連結し、それでいて腕を動かしても引きつれず、激しい動きをしても鎧がずれたりしない素晴らしい知恵です。
見た目にも美しいですよね。

参加者一同、この部分については鎧の重さに耐えるモデルさんそっちのけでたくさん練習しました。


このような結びの技術こそ、鎧着装において要であり、
まさに教えていただけなければ習得できなかったであろう部分です。

その点を取ってみても、今回の企画に参加した意味がありました。

では、きょうはここまで。

またレポートします shimo


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