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zoom RSS 「民具、建具、まちの調べ方」拝聴記(その4・前川建築)

<<   作成日時 : 2007/10/11 18:13   >>

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「民具、建具、まちの調べ方」の第1部が終わり、次は第2部のお話です。
第2部はお昼休みをはさんで14時から開始でしたが、1部とはまた顔ぶれが少し変わって建築を勉強する学生さんや一般の方も参加し、こちらも盛況でした。

第4弾は、前川建築設計所中田準一さんによる「前川國夫からのメッセージ 埼玉県立博物館を手触りで見る」です。
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【概要】
 日本の近代建築の典型とも言える前川建築の醍醐味(設計コンセプト、敷地との関係・馴染み方、前川が特にこだわったディテール、本来の意図と現状との乖離)などを前川のパートナーであり、当時の担当者でもあった建築家中田準一氏の解説で鑑賞します。


普段何気なく使っている建物なのですが、建築家の意図したポイントを聞きながらツアーをするなんて経験は初めてで、とっても刺激的でした。

まず写真で写っているのは、2階のテラス部分です。
こんな場所があったことを知っていましたか?
とても気持ちのいい空間なのに、現在では「登らないでください」と注意書きがある場所です。
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博物館入口付近のこの急な階段みたいなデザインの箇所が昇り口になっています、というと見当がつきますでしょうか。


埼玉県立歴史と民俗の博物館の前身である埼玉県立博物館の建設は1971年のことでした。建築家前川國夫が狙った効果と、時代とともに移り変わっていく建物のニーズとの間にはその時々で食い違ってしまうこともあります。

このテラスもそういう食い違いの中で活用されることなく存在している意匠の一つです。

しかし、前川國夫という人は本当にすごい建築家だったのだと思う点もたくさんありました。
近代合理主義的な建築の組み立て方をしていて、すべてが理にかなった場所に配置されているんです。
入口の場所から、展示室の配置から何から何まで。

私が特に感動してこの建物のよさを改めて再発見したのは庭です。
今まであまり気にしてみたことはなかったですが、どの窓からも景色がすごくきれい。
そしてこの見え方も計算されて生まれたものなんですって。

これはチケット売り場から特別展示室へ行く途中の廊下から見た竹林。
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これ自体が絵みたいですよね。

ほかにも埼玉県内では浦和区にある埼玉会館も前川國夫の作品だそうです。
これを機に建築めぐりをしたくなるような素敵なツアーでした。shimo
 


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